抱っこしてほしい抱っこしてほしいso-を里帰り出産して、NICUにいる間もずっと愛知にいた。 so-がNICUから退院して、栃木に戻る前に 私のじーちゃん、ばーちゃん、叔父さん、叔母さんが会いに来てくれた。 子供のいない叔父さんは、姪っ子の私をすごくかわいがってくれて aimiが生まれたときも、孫ができたかのように喜んで、抱っこもいっぱいしてくれた。 みんながaimiをかわいがってくれてるのを見て、私もすごく幸せだった。 だからso-のこともやっと見せてあげられて嬉しかった。 でもso-のことは叔父さんも叔母さんも抱っこしようとしなかった。 なんで抱っこしてくれないんだろう・・・と疑問に思ったとき理由はすぐ分かった。 鼻にチューブ入ってるし、お腹に袋付いてることも知ってるから遠慮してたんだよね。 じーちゃんはちょっと震えてるから、危なくて赤ちゃんは抱っこしない人。 でもばーちゃんだけは「抱っこしていい?」って 寝てるso-を見つめながらずっと抱っこしてくれた。 ただそれだけのことがすごく嬉しくて、涙が出そうだった。 叔父さんですら遠慮するんだから、きっと私の友達はもっと考えちゃうんだろうな。 aimiを妊娠中に知り合って、ずっと一緒に子育てしてきたママ友達には so-の病気のこと話した。 でもなんとなく、どう接していいのか分からなくて友達が離れて行ってるような気がして・・・ 私は今まで通り友達でいたいのに。 so-のことも特別じゃなく、自然にかわいがって欲しい。 でもこれってすごく難しいことなのかもしれない。 どうすればいいのか分からないけど、その後私がしてること。 かわいいso-をみんなに抱っこして欲しい。 怖いなって思われても、私が抱っこして欲しいんだもん。 だから誰かがso-を見に来てくれる度に 「抱っこする?」って聞くようになった。 断ることもできなくて、みんな抱っこしてくれる^^ 障害者のことを理解するって、やっぱりどれだけ触れ合うかが大切だと思う。 歩み寄ってみないと分からないことがある。 だからso-に触れてもらって、かわいいってこと実感してもらえたら嬉しい。 そう思ってはいるんだけど、so-が将来どう思うかも考えなくちゃいけない。 自分の病気のこと隠したいと思うようになったとき、周りがみんな知ってたら嫌な思いをするかもしれない。 人のうわさも早いから、私が話してない人までみんな知ってるってことにもなりかねない。 so-が9ヶ月になった今でも、ママ友以外の友達にはso-の病気のこと話さずにいる。 でもやっぱり自分の中で、完全には受け入れられてないのかもしれない。 so-の気持ちを口実にして私が言いたくないのかな。 大きくなれば普通の子と同じように生活できるようになるって信じたい。 そんな普通の幸せが諦められずにいる。 so-のことかわいい気持ちはaimiのときと全然変わらないのに。 病気とどう向き合うか。これからずっと私たちが考え続けなきゃいけないこと。 so-が大きくなって自分の病気を理解し始めたとき、私たち親の姿勢がすごく大切だと思う。 堂々と病気のことをみんなに言える子にするのか、言わずに乗り越えさせるのか。 もちろん今後のso-の症状によっても変わってくるだろうけれど・・・ 2005/04/04 |